Archive Brief Case
圧縮携帯箱(Archive Brief Case)はサイト間のファイルを整合するプログラムです
このプログラムは、仕事熱心なサラリーマンによく見かけられる「仕事を家庭に持ちこむ」方に便利なツールです。
職場で作成したプログラムやドキュメントをFDやMOにコピーして家に持ちかえって、家の環境にコピーして仕事の続きをはじめる・・。
一口で言ってしまえば、Windowsに標準で付属しているブリーフケースの改良版です。
主な特徴は
(1) 複数(2個所以上)のサイト間で整合できます。
(2) LHAで圧縮するので持ち運びが軽いです。
(3) 整合前に複数のサイトで修正してしまう状態(不整合の競合と命名)を極力起こさないよう工夫しています。
(4) ドライブの違いや、基準ディレクトリの違うサイト間でも整合できます。
必要なファイルは以下のとおりです。
(1) ArcBrief.exe 実行ファイル
(2) ArcBrief.hlp ヘルプファイル
(3) ArcBrief.cnt ヘルプ目次ファイル
(4) UNLHA32.DLL (添付されていません)
ウィンドウズシステムディレクトリ
(通常Microsoft-Windows95の場合は \WINDOWS\SYSTEM)にコピーしてください
【重要】
\Windows\System\MFC42.DLLのバージョンについて
ファイルバージョン:6.00.8447.0
製品バージョン :6.0.300
以降であることを確認してください。
これ以前では動作しない場合があります。
また、MSVCRT.DLLも
6.00.8397.0
以降のバージョンを用意してください
↓MFC42.DLL、MSVCRT.DLLはこちらから入手できます
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se040499.html
(注)
作者はこのプログラムによって起こった損害については,一切保証致しません。
2000.04.05 | Ver1.0 | ・正規版 新規リリース |
2000.06.06 | Ver1.1 |
・カラムクリックでファイルをソートできるよう追加 ・ファイル削除でアーカイブ側が削除されないバグを修正 ・ディレクトリ構造の格納ができないバグを修正 |
2000.07.04 | Ver1.2 | ・アーカイブファイルの拡張子がRevisionControlerと同じ.arcだったので.acbに変更 |
2000.07.05 | Ver1.2.1 | ・不整合の競合で異常表示していたバグの修正 |
2000.09.02 | Ver1.3 | ・整合処理のバグ修正 |
2001.10.29 | Ver1.4 |
・作業ファイルのダブルクリックで直接編集できる機能を追加 ・.acbファイルと.brfファイルの整合チェック機能を追加 (更新日時が同じでない場合は上書きしない) |
(1) 初期登録時
サイトAをオープンし、基準ディレクトリを基準に相対ディレクトリごとファイルを新規登録し、ブリーフケースに圧縮コピー
サイトBはクローズ状態なので登録データと比較し「BF > ×」状態となる
(2) サイトB整合操作
サイトAをクローズし、実ファイルを読み取り専用にロック
サイトBをオープンし、整合操作によりブリーフケースから実ファイルに展開コピー
(3) サイトBファイル更新
サイトBをオープンし、読み取り専用を解除後、実ファイルを更新
サイトBはオープン状態なので実ファイルとブリーフケースの更新日を比較し「BF < WF」状態となる
(4) サイトB整合操作
オープン状態のサイトBを整合操作によりブリーフケースに更新された実ファイルを圧縮コピー
サイトAはクローズ状態なので実ファイルではなく、クローズ時の登録データと比較し「WF < BF」状態とする
(5) サイトA整合操作
サイトAをオープンし、実ファイルのロックを解除後、ブリーフケースのファイルを展開コピー
サイトBはクローズ状態なので実ファイルではなく、クローズ時の登録データと比較
(6) サイト間で不整合の競合が起こった
(7) 不整合の競合の検出
サイトクローズ時はクローズした時点の登録データと実ファイルを比較しクローズした時点から更新されていないか検査し、不整合の競合を検出する