幸せの方程式
難しそうですが、簡単なことです。
でも、難しくしてみました。
d幸福度
幸福感 = --------
dt
これは微分方程式ですが、日本語で大雑把に解説すると、人が感じる幸福感というのは時間とともに薄れて行くということを表しています。
分子は幸福度としていますが、これは、たとえば宝くじの当たった金額の大きさと考えてください。
300円だとそれほど幸福感は感じませんが、1億円だと大きな幸福感を感じます。
分母は究極の微少時間で、幸福度の時間的変化率を表します。
グラフにすると曲線の傾きを表します。
つまり、短い時間に大きな幸福度を得ると、大きな幸福感を感じるということですね。
1億円でも100年かけてもらっては、年間100万円で月にすると8万円あまり。これではあまり幸福感は感じません。
また、人間は慣れという性質を持っていますので、月8万円でも最初は嬉しいですが、そのうち慣れてしまう(=時間的変化が小さくなる)と、幸福感は薄れてしまいます。
そこで、いつも幸福感を感じ続けるためには、いつも変化し続けなければならないことになります。
でも、いつまでも上昇カーブで居続けることは困難です。
そこで、小さな上下を繰り返す(=めりはり)ことで、いつまでも幸福感を感じ続けることができるのです。
したがって
幸せを感じるためには不幸も感じなければならない。
さらに、大きな不幸の後には大きな幸せが待っているのです!!
めりはりとはそういう意味です。
「ジョギングの後の水」こそ、めりはりの代表例ですが、世の中には、このようにささやかな幸福を味わうためのめりはりは数多く存在します。
当クラブは、このささやかな幸福を求めて行くクラブです。